自衛隊とは、軍隊とは何か?自衛隊が国を守れるか
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提案者基調
自衛隊とは、軍隊とは何か?自衛隊が国を守れるか

発言番号:1
名前:--
--歳
2000年09月01日12時22分

旧100万人の大討論会からの続きです。

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誰(又は、何)から護(マモル)の

発言番号:2
名前:斗数
30歳
2000年09月06日00時06分

自衛隊が軍隊でなければ何なのですか?
軍隊だとしたらどうだというのですか?

そもそも、軍隊って何?

武器は、使う人によって、
凶器にも、道具にも代わると言うのに、

自衛官は、国(国家、政府)を守ろうなんて、
あまり思っていないよ!

自分の大切な人を守りたいと願っているだけで、
そのために、がんばるだけで、

守る価値があるの?
この国に?!

ただ、大切な人たちが、
暮らしていくのに、
利用出来るから、
存在を許されているのだから、
日本政府は!!



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発言2に対して

発言番号:4
名前:ベンチャ−企業経営者
40歳
2000年09月06日09時56分

一つ質問をさせてください。
あなたは何でしょうか?
軍隊って何だ?と聞かれているのだから、そのくらい良いでしょう?
もちろん、あなた=軍隊でないことは承知していますが。

自衛隊が、国家を守ろうと考えていないとはそれは確証があるのでしょうか?
あなたの思いこみで書かれたのなら、現場で働いている隊士諸氏に対するそれは侮辱ですよ。

利用価値があるから日本政府は存在を許されているのなら、では政府が決定する法令は利用価値がなければ守る必要がないことになりますよね。とすれば、その決断は誰がするのですか?いろいろ不満はありますが、政府の決定に従って税金を払ったりしているのが国民の務めです。
あなたのお考えで行くと、政府のやることを利用価値のある、無しで決めて利用価値がなければ政府の存在価値が無くなりますね。当然消えるわけです。

大事な人は守りたいですが、個人個人が勝手なことを言い出したらきりがないでしょう?だから最大公約数ではないが、国民を守る、と言ういい方の元に自衛隊が存在するのですよ。

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梅石さんの分

発言番号:8
名前:在日
28歳
2000年09月06日13時12分

名前:梅石
100年08月11日19時45分
みなさんへ
盆も近い暑い毎日、残暑お見舞い申し上げます。
今日、なすびさんへの書き込みへの対する私の考え方を書こうとしたのですが、半端な水兵さんの書き込み、岡目八目さんの書き込み、そして在日さんの書き込みを見て、忸怩たる思いを抱きながら私の考えを書き込んでみます。

<半端な水兵さん、あなたはよく現状を見ておられますね。私も上級幹部の端くれとして在籍しながら、あなた方の役に立てなかったことをお詫びします。

在日さん、岡目八目さん、「半端な水兵さん」が書かれたことは、誤解を受ける部分もあるとは思いますが、必ずしも誇張ではありません。厳然たる事実が多く含まれています。ただし私も海上自衛隊全体を知っているわけではありませんので、あくまで航空部隊という前提にさせてください。
ただ、半端な水兵さんの書き込みに、隊員の処遇が恵まれすぎているという認識があるようですが、これは目先だけを見た部分的誤解もあると思いますし、軍隊というものを知らない若い元自衛官の書き込みとして読んでください。しかし、これは本質的なことではないので、ここまでにします。

あまり自分の恥をさらしたくないのですが、私もある基地の航空部隊で「航空電子整備隊長」を勤めたことがあります。学校教官、飛行試験業務や試験の解析にあたっていた私が、久しぶりに部隊の隊長として赴任したとき、その隊員が整列した様を見て愕然としました。なんといちばん前に一等海士が並びその後ろに一等海曹が並んでいるのです。そのとき、いつからこんなことになってしまったのだろうと、あまりの部隊の変わりように脳天を叩き割られたようなショックを受けました。つい数年前、少なくとも旧海軍出身者が現役でいたころには想像だにできなかったことです。
たったそれだけのことを直すのに、かなりの忍耐と努力、そして鬼の○○という陰口を片耳で聞きながら何も聞こえないふりをしつつ、時にはかんしゃくを起こしながらも自衛官の基本を思い出させ、躾ようと努力しました。
何のために階級章を付けているのか、軍隊の階級とはどんなものなのか、幹部にまでそこから説き起こさなければならない悲・喜劇を想像してください。
約2年の勤務を終えるころには、「隊長がうるさいから」という理由だと思いますが、表面上は完全に直っていました。しかし、私は本質的に直ったなどと思ったことは一度もありません。
こんな現象や、「半端な水兵さん」が書かれた現状には私どもに全責任があります。ただ個々の努力ではどうにもならないところまできていたこともまた事実です。
その遠因は何か。(私自身が責任逃れをしようとしているのではありませんので、どうか誤解しないでください)。これは在日さんが、次のようにきびしく指摘しておられます。私はこれに対し反論する言葉をもちません。これが自衛官の士気(モラール)の低下の遠因であり近因でもあると私は考えています。

>自衛隊は尊敬される対象になっていない。それは国家が憲法に明記しないのと、
自衛隊という国民及び外国を欺く名称である自衛隊、自衛官を使っていることに象徴
される組織、存在の曖昧さからくるものではないかと思います。日本人自身も私に言わせれば たった1回戦いに負けただけで、祖国を守ることという意識をなくし、勿論侵略戦争はいけない ことですが、国を守る為に戦う事、国を守る為に戦う意志までも否定することには理解出来ません。占領軍の影響も非常に大きいのだと思いますので、日本人だけが一概にわるいのではないでしょが、そろそろ目を覚ましてもいいのではないかと思います。(在日さんの書き込みより)

<自衛隊は、戦車も軍艦も戦闘機も持っています。外見は立派な軍隊です。しかし法体系がそうであるように、中身は軍隊ではないのです。半端な水兵さんも言っておられるでしょう。「いつでも辞められると…」。
そんな軍隊は地球上にはありません。敵前逃亡しても、自衛隊法上の行政処分の対象にはなったとしても、他にどんな法律で裁けるのでしょうか。「敵前逃亡も可」とする軍隊を、どんな立派な指揮官でも統率できないと考えますが、私の考えは間違っているでしょうか。

「なすびさん」、「半端な水兵さん」、そして私の書き込みをきっかけに、自衛隊に対する信頼が揺らぐかもしれません。否、揺らぐでしょう。しかし、今までの書き込みでもご理解いただけると思いますが、「なすびさん」「半端な水兵さん」「現役さん」、みんな自衛隊に、そしてこの国の行く末に不安を感じているのです。

>士官さんの努力をOB隊員として、海自を愛する者としてお願いしたいと思います。
民間に出て思ったのは、海自ほど甘く、形式主義なところはないということです。
軍隊としての魂、姿を取り戻せなければ、存在する価値がなくなってしまいます。
社会全体が甘く、だらしなくなっていますが、自衛隊は、海上自衛隊は違うんだという
ふうにならねば、本当の意味で国民からの信頼は得られないと思います

<私はこの書き込みを見て涙しました。「今の若い者は…」などという人がいますが、海士であった水兵さんが、ここまで現実を見、自衛隊のあるべき姿を提示してくれているのですから…。
現役の自衛官が、これを素直に真摯に受け止めてくれればいいのですが、それだけの度量があるでしょうか。

もっぱらROMだけという方や、初めて訪れる方にお願いしておきます。
ここは自衛隊を告発するところではありません。私を含め表現が不適切であるいは誤解される部分もあるとは思いますが、
テーマの「自衛隊とは、軍隊とは何か?自衛隊が国を守れるか」を基調とした書き込みですから、「現職やOBが自衛隊の欠陥だけを指摘している」というように誤解されないようにお願いします。

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半端な水兵さんの分(1)

発言番号:9
名前:在日
28歳
2000年09月06日13時17分

名前:半端な元水兵
100年08月30日11時56分
皆様こんにちは。まだまだ暑い日々がつづいていますが、如何ですか。
私は先週間末から今日まで夏休みで、ここにお邪魔させてもらっのをきっかけに
教育隊の同期数名と久しぶりに再開したりなどしました。やはり自衛隊での同期は
格別で、娑婆での同期とはやはり違うものがあります。

梅石様
お返事頂きまして誠に有難うございます。
退職してから5年。特にここ1年は何故か自衛隊、特に海上自衛隊の事を
考える機会が多くなっていまして、ネットでも必然とそれに関するページを
探す事が多く、ここもその結果見つけました。
私の意見に対して色々とご指導頂き、現役の時は殆ど口をきく機会のなかった
上級幹部の方からお返事を頂けるのは、恐縮でもあり、また大変勉強にもなります。
ご指導いただいた点も含めここのテーマにそれない範囲で私の意見を補足させていただき
たく思いますので宜しくお願い致します。

>半端な水兵さんの書き込みに、隊員の処遇が恵まれすぎているという認識があるようですがこれは目先だけを見た部分的誤解もあると思いますし、軍隊というものを知らない若い元自衛官の書き込みとして読んでください。

<誤解のある表現でありました。私が述べたかった本意は、募集難が続き隊員(隊員とすると混同しやすいので兵隊とします)確保が非常に困難で、しかも兵隊はかなり自由勝手きままにふるまえる部分もあり、満期金も若い兵隊には充分過ぎる金額が入り、そして嫌になれば簡単に辞めれるといった現状ですので、こんな“ある意味”恵まれた兵隊など世界でもそうそういないのではないかと思っていたからです。
たしかに目先だけの部分であると思います。兵隊としての名誉みたいなものはまったくありませんでしたし、人によっては罵倒を浴びせられる事もありましたし、本質的な部分での処遇を向上
させるための改善がされていないと思います。
しかし、隊員は隊員が辞めたりすると幹部、海曹の方達の成績に影響することを充分にしっており、それプラス幹部、海曹の方達が下手に厳しくすると兵隊は不貞腐れ、果ては簡単に辞めてしまうので少々の事は大目に見るという事も知っているのです。ですから、幹部クラスの方でも兵隊に敬語を使用する人がいたり、軍隊における上官と部下ではなく、同い年または年の近い友達のような付き合い方をする若手幹部が少なくないのではないかと思うのです。そして、そのような事が更に輪をかけて兵隊達を思い上がらせ、覚悟を持たなくても兵隊生活が遅れる現状を増長させているのではないかと思うのです。
米軍などは一見皆、フランクで自由にやっているように見えますが、士官とあえば敬礼は勿論のこと、一緒にいる場合はタバコも上官の許可があるまでは絶対に吸いませんし、それどころか勧められるまで椅子にも座りません。現役の時はなんで同じ格好をしているのに、こんなに違いがあるのか常々疑問に思ったものです。(どうしてここまで躾が行き届いているのかが不思議でしょうがなかったのです。海自でも当然、教育隊などでは一通り教えられ躾られますが、私のいた部隊では部隊で勤務し始めたら殆ど何も言われなくなり、敬礼など普段する者など殆どいませんでした。司令や副司令などに対してはさすがにきちんとしていましたけども)

私が“半端な”としてるのは、こういう部分は改善しなければいけないな、こんな事では
兵隊としてはいけないな、軍隊としてはあってはならない事だな、と感じたり、思っていな
がら、なんら改めたり、改善すべく努力を自分自身にも、部隊のためにもしていなかったから
なのです。

梅石さんがおっしゃられるようにこのようなことを書くと自衛隊に対する信頼が揺らぐかも
知れません。たしかに慎重をきする必要はあると思います。ただ、本当に自衛隊のためを考え
るならば、本質的な部分に対しては厳しく評価されたほうがいいのではないかと思うのです。
昔、あるマスコミが私のいた部隊に取材にきて隊員にインタビューしたり、日常業務を撮影
などしまして、後日放映されたのですが、最後に出演者の人達のコメントがあったのですが
皆さん口々に「今時の若者という感じがして良かった、安心した。以外と上下関係はびっちり
やっていないくて意外だったけど、この方が良いと思う。」のような事を言ってました。
こんな本質を無視した評価などないと思うのです。しかし、逆を言えば「自衛隊はきちんと
した若者を育てるべき教育し、躾も行き届いており、今時日本では珍しい組織である」と
考えている、思っているからこのように感じたのではないかと思うのです。自衛隊は、そし
て自衛官がある面、自衛隊の内部の事などあまり外には知られないという事を良いことに、
自衛隊に対するイメージ、思いこみを悪利用、またはそれにおんぶ抱っこしている部分があ
るのではないかと思います。
私は、1度国民から「おい自衛隊。お前達一体その態度はなんなんだ。それが自衛官の態度
なのか?そんなんで命をかけてでも国を守る覚悟が持てるのか?今一度、自分達の姿を
見つめなおしたらどうなんだ?」と言われた方がいいのではないかと思うのです。勿論、私は
自衛隊全部を知りませんし、しかも海自の自分のいた航空部隊の事しか知りません。こんな事いわれるまでもない精強で規律厳正な部隊も沢山あると思いますが、私の経験や違う部隊に行った
同期や先輩の話しを聞く限りでは、厳しい“お叱り”を受けた方が良い部隊、自衛官は
けっして少なくなのではないかと思います。

自衛隊が軍隊の基本、本質をある面持ちにくい環境、状況にあるのは理解出来るのですが
でも自衛隊が軍隊としての基本、本質を忘れてしまっていいはずがありません。
非常にあらゆる面で困難な状況にまだある自衛隊は、だからこそ必要以上に自衛官、軍人
としての教育を重視し、規律厳正で精神的な部分での精強性を今以上に重視しなければ
ならないと思います。

乱雑でわかりにくい文になってしまいましたが、どう思われますか梅石様。他の方のご意見を
も伺えればと思います。


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水玉とお月様さん

発言番号:10
名前:在日
28歳
2000年09月06日13時21分

100年08月31日02時04分
立秋を過ぎ越したにもかかわらず、毎日暑い日が続いております。
皆様博識な方ばかりなので、ここに書き込むのは相当勇気が要るのですが
水平さんが書き込まれた
<しかし、隊員は隊員が辞めたりすると幹部、海曹の方達の成績に影響することを充分にしっており、それプラス幹部、海曹の方達が下手に厳しくすると兵隊は不貞腐れ、果ては簡単に辞めてしまうので少々の事は大目に見るという事も知っているのです。ですから、幹部クラスの方でも兵隊に敬語を使用する人がいたり、軍隊における上官と部下ではなく、同い年または年の近い友達のような付き合い方をする若手幹部が少なくないのではないかと思うのです。そして、そのような事が更に輪をかけて兵隊達を思い上がらせ、覚悟を持たなくても兵隊生活が遅れる現状を増長させているのではないかと思うのです。
米軍などは一見皆、フランクで自由にやっているように見えますが、士官とあえば敬礼は勿論のこと、一緒にいる場合はタバコも上官の許可があるまでは絶対に吸いませんし、それどころか勧められるまで椅子にも座りません。現役の時はなんで同じ格好をしているのに、こんなに違いがあるのか常々疑問に思ったものです。(どうしてここまで躾が行き届いているのかが不思議でしょうがなかったのです。海自でも当然、教育隊などでは一通り教えられ躾られますが、私のいた部隊では部隊で勤務し始めたら殆ど何も言われなくなり、敬礼など普段する者など殆どいませんでした。司令や副司令などに対してはさすがにきちんとしていましたけども)
まったくそのとおりのことを耳にします。
サラリーマン化してるんでしょうね。組織が、、。
こんな軍隊にはワタクシの命は預けられないなと思いますが、、、、。

今回、「Title」なる雑誌にてミリタリー特集があり
興味深く読まさせていただきました。
同時に現在読んでいる本で、堀栄三著の
大本営参謀の情報戦記(文春文庫)に夢中です。
いかなる時代、時局でも情報の取捨選択には
哲学がいるんだなあと改めて思っています。

少しでも、こういった本を読み
何をどのように守るのか、微力ながら考えていきたいと思っています。

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ベンチャー企業経営者さん

発言番号:11
名前:在日
28歳
2000年09月06日13時22分

名前:ベンチャ−企業経営者
100年08月31日09時24分
皆様、残暑お見舞い申し上げます
議論が行き詰まった感がありました。私も誰か何か言わないかなと思っていたところなのです。
やはり、専門的なところへ行くと難しくなりますね。結局、自衛隊を何とかしなくてはいけないと言う点では、皆さんは一致しているわけですが、さてどうしようか、その点は専門的な知識が要るし議論のすすみが遅くなるし書き込むのにも結構考えなくてはいけなくなるのでしょうね。

 所で、その自衛隊を何とかしなくてはいけない・・・・と言うときに昨今の日本での不祥事の連発・・・自衛隊だけではなく、雪印、三菱、大正生命などその組織のゆるみ、問題点が今の日本の病巣を表していると思うのですね。では、病巣は何か?と言うと二つあると思います。
一つは、目的意識の欠如
もう一つは、前線部隊が何も決められないこと。と言うより、前線のことを何も知らない連中が
いろいろ決めて縛り付けすぎること。権限を持ちすぎていること。

最初の目的意識については、今さら言うまでもないことですが、もう一つの、日本的な組織運営の問題が最近クロ−ズアップされている。話は自衛隊から離れますが、今日本の企業を運営している組織形態は、簡単にいって経理や財務、経営企画など現場を知らない連中がその大半を占めています。経営方針や戦略は我々が決めるから、おまえらは言われたとおり物を作って売ればよい・・・そんなところが目に付きますね。
 バブルの頃、はやった物に外部講師を呼んでの研修会や、講習会がありました。テ−マは全て管理面ばかりと言っても良いでしょうね。すなわち戦略的経営の立案とかTQCとか、営業活動管理の手法などです。私の元いた会社でも盛んでした。毎週のようにやっていましたね。
 ここで気になったのは、前線の営業部隊にはあまり受けさせずに、経理や財務、企画管理部門の人間ばかり受けていた。確かに、内容は優れた物であったようですね。しかし、彼らは逆に前線を知らないし、(ここで言う前線とは製造現場や、市場状況です。)結果に於いて頭でっかちになりやすい。事実、知識ばかりを振り回す若い経営企画部門の人間のために、会議が何度も紛糾した事があった。私は当時営業部隊で、まさに前線にいたわけですが自分の目と耳で得た情報も彼らにかかると、理論的ではないとかデ−タが少ないとか、推測や感情でものを言い過ぎるとか批判ばかりでしたね。これは、私だけではなく、大抵のメンバ−が同じ経験をしています。
物を言えば、理論的ではないと言われ、ものを言わなければ考えがないと言われ、結局自分たちだけが全て決められるというそんな組織にしてしまった。結果的に、やる気がそがれるし第一意志決定のスピ−ドが遅くなった。
 雪印にしても、三菱にしても現場サイドでは充分認識はしていたと思う。しかしそれがなぜ割るところでもみ消されるのか。現場の意向や考えはどうして経営トップに届かないのか。ある意味、今の日本の企業は側近政治や、茶坊主政治ですから自分の気に入った者だけで権利を独占しようとする。結果的に、反対意見はなくなりますね。
 自衛隊の場合、なぜあれだけの背広組が要るのか、正直理解に苦しむのです。シビリアンコントロ−ルだからと言われればそれまででしょうけれども、現場の声をもっと届かせないとならないでしょう。今、現場の隊士達はこの炎天の中でがんばっている。しかし、国民にその苦労や国防の重要性は届いているでしょうか。逆に、組織的なひずみのせいで不当に低くその存在価値が評価されていないでしょうか。

 日本の企業、と言うより日本という組織自体が今危機です。私は、日頃のビジネスの中で日本に対する評価が急坂を転げ落ちるように悪くなっていることを実感しています。何より、欧米のビジネスマン達は日本の経営者、と言うより組織の長にモラルはあるのかと言う疑問を、素直に語りますよ。なぜあれだけうそをつき、そして人命に関わることをごまかせるのか不思議だと言います。特にアメリカの経営者は、一生の内一度、人のためだけに生きるのがどれほど重要か、そして国のため働いた経験がどれほど自分を磨いたか力説しますね。それは、韓国や中国の人も同じです。ある意味、教育が荒廃していますから組織からの脱却が真の自由だと履き違いをしていますから、日本では絶対無理でしょうけれども。
 私は、このテ−マについてある程度の結論を(中間ですが)出してみたのです。それは、日本人が、国家というアイデンテティを持たなくなっている今、国を守ると言うことについて考えられるわけがない。従って、早晩何かのきっかけで自衛隊無用論が出てくるのではないかと言うことです。日本という組織が、今内と外から崩れ始めています。それを促進させるのは自分という物さえ持てなくなっている今の若い人たちでしょうね。はっきり言って、幼すぎる!

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フウテンのぞうさんの分(1)

発言番号:12
名前:在日
28歳
2000年09月06日13時24分

名前:フウテンのぞうさん
100年09月02日15時26分
国防の一端をになう現役の皆様、まだまだ残暑厳しいなか、日々の訓練、業務ほんとうにご苦労様です。フウテンのぞうと申します。私の母方の親類は帝国海軍以来、江田島などに運動用品を納入するスポーツ店を営み、また私の父母もともに海上自衛官でありました。そんな生まれも育ちも防衛庁お抱えのような者を「官品の子」と呼ぶそうですが、カエルの子はなんとやらで私自身もやがて国防に直接携わる自衛隊組織に深い関心を抱くようになりました。そして高校卒業後、東京外語大ドイツ語科へ進学したものの、同大学での勉学に目標を見出せず、途中休学して陸自へ入隊、二等陸士として某普通科連隊の歩兵を経験しました。退職して数年たつ現在も予備自衛官として国防に関わりを求めつつ、将来海外にて日本文化を教える大学講師をめざし、いま米国に留学しております。

自己紹介はこれぐらいにして本テーマですが、大まかな論の流れは「自衛隊は健全で正常(ノーマル)な軍隊になりきれていないのでは?」という問題提起に始まり「では、どのような
点にそれがみられるか?」と「それはどうしてそうなってしまった(しまう)のか?」についての考察であるようにおみうけしましたが、いかんせん専門知識と現場経験豊富な先達方の格調高い論議におかれましては、論を追うのに精いっぱいで、ただありがたく拝読させて頂くのみでありました。ところが、ここにきて海自の元水兵様が一般隊員からの視点で一石を投じられたのを拝見し触発され、僭越ながら知識と経験の乏しさも顧みず、一兵卒の見た自衛隊に対する所感のようなものを投稿させて頂ければと思い参加した次第です。

((自衛隊の士気は低いか?))
個人的な感触としては、自衛隊の士気は非常に高いと思っています。別に奇をてらって申しているわけではございませし、さらに言えば潜在的にはもっと高くなりうるはずだと思っています。
否、低いとお嘆きのかたについては、なにをもって士気の高さを比べるかにもよるでしょうが、例えば「旧軍と比較して」あるいは「初期の自衛隊と比較して」などというのであればあまりにも時代錯誤だと思います。公に生命までをも尽くすことを厭わない人の多かった当時と今とでは国民の価値観もまるで違いますし、そもそもどのような国においても国民のレベル以上の軍人は生まれません。ひょうたんからコマのような現日本人の国防意識を超越した自衛官の存在など有り得ないと思います。
また先進国における厭戦ムードも進む一方で、確かフランスも1980年代の何年生まれからかは徴兵がなくなるそうですし、他の欧州諸国でも徴兵期間の短縮がみられました。さらに米国でも兵隊一人の命の政治的な重みが高くなり、むやみに地上軍を投入することがなくなってきています。また志願兵制をとる先進国において、たとえばアメリカ陸軍では除隊後も2年間はシャバの大学に行ける奨学金を出したりしてますし、オーストラリアでも同国の若者は軍隊なんか行きたがらないから民間の同等の仕事に比して高給や様々な軍人恩典をつけて何とか新兵を確保しているそうです。いわんや日本に於いてをや。こんな時代背景においては荒武者のような性格の軍人が影をひそめ、かなり官僚的、技術屋的になったり、兵隊におもねるような施策をとるようになるのは時代の趨勢のような気がします。たしかに、これについて個人的には物足りないなあとは思います。(まあ、いまは自由の身ですから好きなこといってますけど.。笑) しかし要はたとえ外観上、昔の軍人らしくなくなっても、本来軍人に求められる職務遂行にたいしての忠実で強固な責任感があるや否やが問われるべきではないでしょうか。そして私の体験から胸をはっていえることは自分のいた連隊の下士官、兵の方々は愚直なまでに日々この責任を果たしておられるということです。(残念ながら幹部のことは存じませんが。)
もちろん現自衛隊に様々な「組織疲労」の症状が出ていることは存じております。この「膿」は隠すことなく、鋭く抉り出していくことこそが、自衛隊をすこしでも知り、この組織に愛着と誇りを持つものの責務とおもいます。しかしここに投稿されている方々のことでは決してありませんが、たとえば幹部候補生学校などで学んだマニュアル通りに事が運ばないことに苛立って「これは士気が下がってるからだ」と決め付けたり、「俺が新兵のころは..。だったのに、近頃の若い奴等は云々」といったお決まりのノスタルジックなステレオタイプで今の自衛隊を語るようなことがもしあれば、それは不毛だと思います。 ちなみに「近頃の若いのは.。」という説教を在隊3年にしかならない(しかも私より2才も若い)士長にされて、うんざりした経験があります。

ところで「敬礼をしない兵隊」が取りあげられていますが、これはひとえに職種や部隊によるのではないでしょうか。一般的に海、空そして陸でも後方の技術的、事務的職種では個々人の専門職意識が強くなるぶん上下意識が薄れると聞きますが、私が所属した普通科連隊はまったく違いました。まだ中隊配属になって間もない新兵が、同じ中隊の先輩に気づかずに欠礼しようものなら、その場ですれ違いざまに腹蹴りをくらわされたり、国旗降下のラッパが鳴り不動の姿勢で国旗に正対すべきなのに構わずテレテレと友達に電話をかけていたやつが、ラッパが鳴り終わるや否や鬼3曹のドロップキックをくらい電話ボックスにそのままうずくまってしまったりという光景はしばしばでした。(この時なにが起こったのかまったく見えない電話の相手はさぞびっくりしたでしょうけど...) あと冗談が通じない先輩に、そうとは知らずふざけたことを言った新兵がビール瓶で頭をぶん殴られ、瓶は粉々に割れたのにそいつの頭はなんともなかったなんていう「笑い話」もあります。これはみんな平成になっての自衛隊でのことです。教育隊の同期でOOO儀杖隊やN空挺団(どちらも一つしかありませんが...笑)にいった連中の話しでは、これよりさらに規律や上下関係が厳しいようでした。ともあれここで私が体験したものは紛れもない誇り高き「軍隊」の作法でした。
(注:一般の方に誤解なきよう付け加えさせて頂くと、これらの教育指導は口で何度言ってもわからない者や特に反抗的な新兵への「愛のムチ」的必要悪としてやむを得ずという雰囲気だったということです。自衛隊組織としては体罰は禁止していますし、旧軍内務班とはあきらかにちがいます。ましてや、いじめや怨恨などによる意味の無い暴力は当然お咎めをうけます。さらに言うと私の時はこの「愛のムチ」をうけるのも主に2士、1士の1年ちょっとの間で1、2回あるかないかでして、普通は一度やられると懲りるので以後うまく立ち回るようになります。まあ、なかには“学習”しないやつもいるにはいて、しょっちゅうやられていましたが。)

(( 私のアジアの兵隊 見聞録 ))
さて最後に私が見聞した諸外国の士気について付言させて頂たいのですが、まず「韓国軍」。どうもそちらの国籍の方もお見えのようですし、こと政治、経済、軍事、スポーツなどに関しては日本人から見るとまるで“国民総右翼”のようにムキになるお国柄なので、ちょっと申し上げにくいのですが、実際に韓国に駐留したことのある元アメリカ陸軍の友人の話しによれば、ある時、米韓合同で呼集訓練か何かをしようとしたときのこと、米軍側はただちに整列・点呼完了しているのに肝心の韓国軍側が出てこない。連絡要員が見に行くと韓国兵はまだ寝ていたそうそうで、結局30分ぐらい遅れてやる気のなさそうなのがゾロゾロ出てきて頭にきたそうです。「もし私たちがこんなポカやったら即刻クビだよ」と嘆いてた彼によれば、「どうも徴兵制で嫌々居る連中が多い韓国軍は志願制の米軍と比べて士気が低い」ということです。たしかにこのような日常の韓国軍の不名誉な失態などというものは、長く軍人政権が続き言論統制の厳しい同国において、あからさまになることはほとんどなかったでしょうから、なかなか実態をつかむのは困難だとおもいます。しかし私には、この元米陸軍の友人の所見もまた韓国軍の偽らざる一面のような気がするのですがいかがでしょう。なお公平を期すために申すと、私が38度線にある板門店を見学に行った際に見た兵士は精強そのものなツラがまえでしたし、すべての韓国兵がヤル気ない連中とは思いません。

おつぎは「人民解放軍」。2年前に中国を訪れた際、彼らの訓練風景をしばしばみかけました。専用の練兵場がないからなのか、これみよがしに示威のためにやってるのか定かではありませんが、とにかく北京の町の公園や、田舎町の河原など至る所で 匍匐前進からの突撃やら 迫撃砲の組み立てやら、バディになっての格闘訓練などやってました。私も暇な野次馬じいさんたちにまじって見ていたのですが、はっきりいって練度は低そうでした。また時折り街で歩哨に立っている軍服の兵隊をみかけたのですが、どいつも着こなしがだらしなく、半長靴の紐がほどけていたり上着がズボンからはみ出ていたりと見るからに情けなさそうでした。(服装は兵士の士気・規律を判断する基本だとおもいます。)そしてなにより気になったのは どの兵隊も体格が貧弱であることでした。あんまりイイモン食わしてもらってないのでしょうか?

最後にこれも数年前、シンガポールでたまたま建国記念の式典を見物したのですが、この国の一般兵士を見るにいたっては、これはボーイスカウトじゃないのかと疑うほど、なにか和気あいあいした集団でした。国歌が吹奏され国旗が掲揚されている間も会場周辺で作業中の兵隊はじゃれあったりしてましたし。

ちなみに以上は私個人が見聞した表面的一般兵士についてのレポートでして、これらの国家の軍事力がおそるるにた足りないなどと申しているわけではないのであしからず。

((ああ、じえいたい))
さて取り留めない話題はこの辺でいいかげんにして本題の自衛隊について、以上のように極めて表象的な比較にとどまればの話しですが、世界的に見ても我が自衛隊が別段士気の見劣りする軍隊とは感じられません。つまりハイテク兵器の操縦技術や精鋭部隊の練度は別にして、各国の一般兵士の士気といったものにさほど差はないのではないでしょうか。というよりも、自衛隊においてはむしろ高いようにすら感じました。そして諸兄のご指摘にございますように「軍隊」として認知されてないがゆえの逆境を払拭すれば益々精強な軍隊になる潜在力さえ余しているような気がします。この個人的な所感について「そもそもそんな国と我々を比べるのが失礼だよ。本来日本の軍隊はもっと。。。であるべきだ」といった先達のお叱りや、あるいは「いや、じつはこうなんだよ」といったさらなるご教示をいただければ大変うれしくおもいます。



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フウテンのぞうさんの分(2)

発言番号:13
名前:在日
26歳
2000年09月06日13時26分

名前:フウテンのぞうさん
100年09月04日15時41分
どうしても、まとまった時間のあるうちに聞いて頂きたい意見がまだございまして、あつかましいのを承知の上ですが、連続投稿になりますことお許し下さい。
今回は自衛隊の問題点のほうに焦点を移します。一般の皆様にもご一緒に考え得て頂きたいので、自衛隊関係者各位には説明がまわりくどくなりますことお断りします。

(( 残弾処理に見る「官主主義」 ))

人件費や装備費がべらぼうに高くつく日本では、限られた防衛予算内での訓練費はジリ貧状態になるようです。そこでたとえば小銃の射撃訓練においても「射撃予習」なるものを頻繁にやります。これは弾をこめずに照準をさだめ引き金をひくだけという訓練です。ガチャッとスライドを引き、ガチンッと撃鉄が落ちる音だけがコダマする、一般人から見るとなんとも滑稽な光景です。もちろんこれでは実際に撃ったとき命中しているのかどうかは神のみぞ知るわけで、無意味とは言いませんが実弾での射撃訓練にははるか及びません。普通科(歩兵)の小銃訓練においてさえこのように涙ぐましいのですが、あろうことか年度末になるとこの貴重な弾薬をめくらめっぽうに撃って大量処分する時期があるのです。 なぜこのような理不尽がおこなわれるのでしょうか?これは兵隊の射撃技能の練成度などどうでもよい大蔵省をはじめとする役人のルールに従って自衛隊が動いているからではないでしょうか。もしそうならそこには日本のお役所世界の病理が垣間みられます。では誰が責めを負うべきなのでしょうか?

まず下士官・兵は幹部から与えらられた課題を、セッティングされた枠のなかでこなすことが任務でして、この意味でむしろ曹士階級は本来の仕事を忠実に完遂しているといえます。
では単純に幹部が悪いといえるでしょうか?年度の途中で訓練用の弾薬が足りなくなるなどということはあってはならないため、年間の弾薬配分計画をたてる際、彼らは余分を残します。しかしせっかく防衛官僚が分捕ってきた予算を使いきらないことは謀反をおこすようなもの。制服幹部といえども予算と人事は彼ら官僚におさえられています。そこで役所の掟に従い「残弾処理」なるものが実施されるのでしょうが、我々民間人が制服幹部の立場になった時、個人の出世を棒に振ってまでも公のために官僚へ諌言する正義感を貫けるでしょうか?民間の大組織であるゼネコンの汚職や銀行の不正融資などを見るにつけ甚だあやしい気がします。
そして一個人としての防衛官僚もまた、二流官庁に甘んじながらも庁益のためには大蔵省のご機嫌を損ねるわけにいかないのではないでしょうか?
ここに大蔵を筆頭にした役人組織の限界があるようにおもいます。この官僚組織に権限がまさるのは政治家のみ。しかしこのセンセイたちも専門知識、業務遂行・政策立案能力のどれをとっても官僚にはるか及ばず手玉にとられるだけ。そして、そんな次の選挙で当選することと私腹をこやすことで頭いっぱい夢いっぱいの政治家センセイや「反対、反対」と呪文をとなえるだけの市民運動くずれなどを当選させ許容しているのは他ならぬ我々国民でございます。ここに前回述べた「国民のレベル以上の軍人・軍隊は生まれない」と申した根拠がございます。

ところで以前、私の所属していた隊友会支部(予備自衛官の会)で元自衛隊将官をJ党国会議員候補に推す運動の誘いがきました。私は郵送された後援の賛同書にこう書いて返送しました。
「不遜ながら、貴殿におかれましては憲法改正を発議し自衛隊を正規国民軍として認知せしめる政策と御意思がおありである場合に於いてのみ賛同いたしたく存じます。」
しかし私のような愚民に構っているお暇など無いほどお忙しいのでしょう、その後なんらお言葉はいただけませんでした。このかたが当選なさったのかどうか知りませんし、知りたいとも思いません。

なんだかニヒリズムな結論になってしまいましたが、最後にひとつささやかな提案があります。たしか猪木正道先生だかが提唱されていたのですが、幹部自衛官に国家I種(上級職)試験に通ってもらうことです。これはささやかながらも個人でやれる改革の一つだと思います。私自身も、あと一歩で東大に手の届くあたりの大学に居たことがあるのでよくわかるのですが、たかが学歴(正確には学校暦)でも、されどこの種の人達には それが非常につよいエリート意識の源泉になっていて、口にこそしませんが一般人とは違うという連帯感を共有しあっているように見受けられます。しかし残念ながら防衛大学校卒ではこの範疇に入らず、そのエリート性の認識はわずかに制服自衛官の世界だけにとどまります。
そこで制服自衛官が国家I種(上級職)試験に合格することで、官僚に対する位負けを払拭し、国防に直接携わる側の立場を少しは向上させ、ひいては国防の現場を改善するための意見を通しやすくすることにも繋がるのではないかと考えますがいかがでしょうか。もちろんこれは国益にもかなうことだと一国民として信じております。たしかにこれは問題に対する根本的な解決ではありませんが、何十年かかるかわからない国民意識の改革などよりははるかに現実的かつ即効性あるものと思います。
生意気で不遜なことを数々申しました。ご容赦下さい。
ではまた



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さすらいの風来坊さんの分

発言番号:14
名前:在日
26歳
2000年09月06日13時30分

名前:さすらいの風来坊
100年09月05日22時41分
皆様、ご無沙汰しておりますが、残暑お見舞い申し上げます。
もう9月だというのに、この暑さです。小生はいささかバテ気味ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

新しいページに移ったようですので、このページへの投稿はこれを最後にして、続きは新しいページに移ろうと考えております。

さて、ベンチャー企業経営者さんが指摘されている『日本の企業、と言うより日本という組織自体が今危機です。』という基本的な考え方については概ね同じ危機感を持っております。

そして、『私は、このテ−マについてある程度の結論を(中間ですが)出してみたのです。それは、日本人が、国家というアイデンテティを持たなくなっている今、国を守ると言うことについて考えられるわけがない。従って、早晩何かのきっかけで自衛隊無用論が出てくるのではないかと言うことです。日本という組織が、今内と外から崩れ始めています。それを促進させるのは自分という物さえ持てなくなっている今の若い人たちでしょうね。はっきり言って、幼すぎる!』(ベンチャー企業経営者さん)という指摘についても納得できるものであります。

ところで、ベンチャー企業経営者さんがどのくらいの年齢の方なのか詳しくはわかりませんが、“今の若い人たち”というのはどの年齢層の世代を仮定されているのでしょうか?
私は、自分自身に対する自戒の意味も含めて、60歳代以下の年齢層のほとんどすべてについてそれが当てはまるのではないのだろうか?などという傲慢な感覚すら抱いてしまうのですが、どうでしょうか。もちろん、そうではない方々もたくさんおられるのは十分承知しています。

そして、“国家というアイデンティティーを持たなくなった日本人”というご指摘ですが、私は“個ばかりを強調し、公という心を持てなくなった国民”とも言い換える事が出来ると思いますがいかがでしょうか。自分の権利については、手をかえ品をかえヒステリックに主張するくせに、自分の果たすべき義務については基本的人権を読み替えて反論したがる、という風潮があるような気がします。人間が人間である以上それぞれの個人が自己中心的であるのは、致し方のない事だと思いますが、社会を形成し、集団生活を営んでいる以上はある部分で一人一人が廻りの人間の事を思いやり自分に課せられた義務を果たす事が出来ないのであれば、それは社会と呼べなくなるのではないかと思うのです。我々、戦後世代は、基本的人権という言葉を無条件に利用するあまり、自分の持つ権利のみを主張し、本来であればその対になる、課せられた義務というものに対してあまりに無頓着になりすぎたのではないでしょうか。

ここのテーマからは少しそれた内容ではないか、というご指摘を受けそうです。しかし、私は問題の本質の一つはここにあると思っております。今しばらくおつきあいください。

ここにご参加の皆様方は、現在の日本に相当な危機感を共有できていると確信しております。そしてこの掲示板では、自衛隊のあり方について討論する事を切り口として、より理解を深めていこうとしているのだと理解しております。

と、ここまで書いてきたところで、最新の掲示板にアップしたのですが、『最後にこれも数年前、シンガポールでたまたま建国記念の式典を見物したのですが、この国の一般兵士を見るにいたっては、これはボーイスカウトじゃないのかと疑うほど、なにか和気あいあいした集団でした。国歌が吹奏され国旗が掲揚されている間も会場周辺で作業中の兵隊はじゃれあったりしてましたし。』(フウテンのぞうさん)の部分に興味を持ちました。

個人的な話で恐縮ですが、仕事仲間であり、かつ遊び友達であり、また非常に親しくさせてもらっているシンガポール人の友人が何人か居ますが、ひとつだけ彼らに共通している点があります。どのような事かというと、彼らは何故かキリスト教徒で、日常のコミュニケーションも英語を使いこなすという人たちなのですが、自分達固有の文化なり考え方を持たないのです。
物の考え方や発想は、アングロサクソン的ではありますが、でも違います。
かといって、れっきとした中華民族で、中国人的な感じはするのですが、でも何か違う。私の語彙不足のせいでうまく説明できないのですが、なんだか、ふわふわ漂っているような印象を持つのです。そして、口々に、“別にシンガポールにずっと住み続けたいとは思ってない”といいます。
日本人と違って、英語の不自由するわけではないから、どこにでも行けるよ!という彼らの自信を差し引いても、シンガポールという国に対する愛国心もしくは愛着というものを持っているようには見えません。

私が特に強調したいのは、国に対する愛着のない人間を集めてみたところで国防軍とはなり得ないのではないかという事です。すなわち、ぞうさんがおっしゃるボーイスカウトのような軍隊の原因だと思うのですが…。

さて、我が国はどうなのでしょうか。国に対する愛着を持てないから国を守る事を放棄しようとしているのでしょうか。それとも、自分たちに課せられた義務を果たす事を嫌うあまり目の前にある問題に目をそらしつづけようとしているだけなのでしょうか。
私には、どうも、後者のような気がするのです。だとすれば、一度すべてを失ってしまわないと、立ち直る事が出来ないのではないのかという悲観的な結論が私の脳裏をよぎりました。
そうならないように、何かをしなければならないのですが…

続きというか、在日さんにいただいたテーマに対する回答は、もう少し頭を冷やしてから続けたいと思います。



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補足

発言番号:15
名前:在日
26歳
2000年09月06日13時35分

旧ページからの続きですので、あらためて現在のテーマを書き込んでおきます。

大元のテーマは、「どう日本を守るか」でして、それを論じる前に下記のテーマに関して論じています。特に最近は現役自衛官、退役自衛官の方の書きこみが増えてきておりいます。

・有事法整備を整える必要があるのか、
・憲法9条はどうするのか
・現実に存在する自衛隊のおかれている環境はそのままでいいのか。自衛官
 に 対する処遇、
・自衛隊を指揮コントロールするシビリアンコントロールのあり方は今のま 
 までいいのか

です。


旧ページからのここ最近の皆さんの書きこみを「発言8」からコピーしておきました。



私の年齢は28と最初に書きましたが26が正しいです。

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風来坊さんへのレス

発言番号:16
名前:ベンチャ−企業経営者
40歳
2000年09月06日19時04分

風来坊さんご無沙汰ですね。
わたしが、指摘している年齢は・・・一般的には40代以下をさしていますが、昨今の企業経営者を考えますと、貴殿のご指摘通りでしょうね。60代以下になるかとは思います。

実際、今だされている出版物を読んで感じるのは日本人であること、日本国に自分が帰属していてそれ故に果たすべき責任があること自体を、放棄せよ!とといているとしか思えない物の多さですね。
個人名を出すわけには行かないので、イニシャルで言いますがS.Mが出している物については今の日本国は堕落しているから、そして国家権力は堕落する物だから個人はその束縛から逃れなければならないと言うことを説いています。
彼は、もともと教育問題が専門であったはず。確かに某大学でいろいろ勉強はしたはずですが、彼が評価され、それこそ衆人が耳を傾けているのは子供の教育のみであったはずですね。
そんな彼が、共同体からの脱出を説く。こんな現状、つまり一度何かでメディアの世界に身を投じたら何を言っても自由であり例えそれがどう見てもおかしい物であっても、力を得てしまう・・・・
彼は権力は堕落すると言いますが、実はメディアという権力を得たのは彼であり、その結果堕落しているのも彼なのです。

長野県知事選挙は見物ですね。もし、田中氏が勝ったら地滑り的に世の中変わりますよ。一連の動きを見ていると、じつは
1,現場で汗を流すより、口先だけの人間が力を持っている。
2,彼らにとって、国の有り様は責任を問われるので言わない。ただ批判はする。
3,彼らのシンパは、責任逃れをしたい若年層である。すなわち、個人としての責任、共同体の構成員としての責任、国民としての責任、これらから解放されたい人たちが支持をしている。
4,彼らにとって興味のある物は、ごく身近な自分にとって影響力を持たない緩やかな人間関係を共有できる人たちと、自分の支配下に置ける物質だけである。
5,彼らの嫌いな物は、”やらされる”ことである。彼らにとって国家とは自分に対して命令してくる許せない存在である。しかし許せないからどうしようと言うことではない。誰かが、変えてくれるだろうというおぼろげな願望があるだけである。
6,彼らの興味の中に、国防や国策など国としての有り様はない。彼らは、自分たちの考えを自分の興味のある物だけにどんどん縮小していく。その結果、創造、開拓、といった積極姿勢を持たなければならない物には関心が持てない。
7,その結果として、国の有り様を彼らに問うても、答えは返ってこないばかりか、それ自体を拒否する。

これらが、わたしが考える今の日本人像です。おまえはなんだと言われるでしょうね。しかし、わたしはある意味今の日本人を考えると怒りを禁じ得ないのです。わたしは、日本という組織の危機だと書きましたがそれは言い換えれば
国を考えられなくなっている、共同体自体を維持できなくなっていると言う、人間が存在する上で必要かくべからざる物の喪失の危機と感じるのです。

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ベンチャー企業経営者さんのレスに対するレス

発言番号:17
名前:さすらいの風来坊
37歳
2000年09月08日23時16分

 ベンチャー企業経営者さん、こちらこそご無沙汰していました。

 あなたの“一般的には40歳代以下の世代”という指摘は、私も概ね賛成です。
 ちなみに、私の不勉強を世にさらすだけで大変お恥ずかしい限りなのですが、長野県知事選挙知事選挙に出馬予定の田中氏とはいかなる人物なのでしょうか。早速、検索しているところです。(大体の想像はつくのですが…)(いや、お恥ずかしいかぎりです。どうも新聞の読み方が甘いようです。なんとなく、長野県知事ですか・・・。しかし、彼の当選をきっかけに流れが変わるのではなく、彼が当選するほどこの国がおかしくなっているということではないでしょうか。)

 そして、あなたが指摘した1〜7の項目にはうなずかされる部分が多いのも大変に気になるところです。この指摘と合わせて大変興味を引かれました。
一体、我が国はどこへいこうとしているのでしょうか。
 ここで、皆様にお断り致します。我々の議論はここの切り口を考えると、少しそれているように思われます。しかし、我が国が国を守る気があるのかないのか、という事について考える時、大きな示唆を与えてくれるような気がしますので、今しばらく考えてみる事にいたします。

 ところで、前回の私の拙文中で、シンガポール人について述べましたが、この点について日本人はどうなのでしょうか。
 彼らに比べると、良くも悪くも、我々は日本人だと思うのです。彼らのように特に自分の生まれた国土にこだわらない、という、立場は取り得ないと思うのです。日本語にこだわり、日本固有の文化にこだわるという日本人が大多数だと思うのです。
 しかし、あなたが4〜5で要約されているスタンスに代表されるようにこれらが失われる事については、面倒くさいから考えないし、また、それら日本固有の文化は空気のようなもので誰もがそれについて真剣に考える事を放棄してしまったのではないかと思うのです。なんだか、ダチョウのようですね。
 つまり、自分に都合の悪い事や自分から何かを率先してやるという事は出来なくなっているのではないでしょうか。先般のおばさんもそうでしたが、悪いのは自民党で、とりあえず、それには反対する。その後についてはなんとなくすばらしい世界があるような幻想に取り付かれているのですが、いざ、具体的な話になると何もヴィジョンを持っているわけではないし、また、持ち得ないのです。とりあえず、国家は我々に強制するので、国家という存在はうざったいものなのです。
 そんな感覚の人が増えてきているのでしょうか。だとすれば、絶望的ですね。

 さて、現在、進歩的といわれる論客の人たちの主張というのは、目を覆いたくなるような内容のものが少なくないように思います。この点についてもあなたとまったく同感です。これは、ある種言葉を使った暴力のようにも思えてきます。イニシャルを使わなくとも大体想像はつきます。まるで日本人である事は罪悪だから、日本人を止めようといっているかのように聞こえます。彼らには、日本語の使用を禁止しましょう…(^・_・^)。
 日本人としての帰属意識がないのであれば、日本語を使うべきではないと思うのですが、いかがでしょうか。

 とすると、結論として、今の日本人に日本を守れるわけがない、という事になるのでしょうか。

そ んな、結論は止めましょう。では、どうすれば良いのでしょうか?


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風来坊さんへのレス

発言番号:18
名前:ベンチャ−企業経営者
40歳
2000年09月09日11時38分

まず始めに、この掲示板が発言順が古い物から並んでしまっているので
誰も見なくなりますよ。管理者の方、新しい順に並び替えるよう、よろしくお願いいたします。

さて、レスですが
国防政策は言うまでもなく、国策の柱ですから日本はどうあるべきかというのは考え方の柱として重要ですね。従って、風来坊さんの言われることは技術的側面(軍事技術)同様と考えます。

例えば、この掲示板の発言順2の方のように国家という物を単に利用価値だけで考えようとしている・・・あるいは、国家自体を自分とは無縁の物としたい
それは、言うまでもなく責任回避に他ならないですね。しかし、もっと問題なのは例えば社民党の平和外交のように、(この度土井氏が回ってきて、盛んに極東アジア安全保障なにやらかにやら・・・言っていますが)軍隊を持っている国、なおかつ近隣諸国との国境紛争を恒常的に持っている国など、それを一緒くたにして方法論も無しにただ仲良く、紛争を話し合いで解決しよう・・・
そんなことは言われるまでもなく。みんなそうしたいがそれが出来ないから軍隊を持って国防に勤しまなければならない。その前提はどう考えているのでしょうかね。
ところが問題なのは、あのピ−スボ−トを見るまでもなくただ平和・平和を連呼しなおかつ国家を無視する連中が増えている。考え方としては国家の誤りを国民が選挙という形で是正していかなければならないのに、最初から国家は誤っている物だから、我々は勝手に市民団体を作って活動する。その代わりに国家活動には参加しませんよ。そんな形になりつつあるのではないか?

仮に日本が侵略を受けた・・・・その時は、国家が侵略を受けたのであってそれなりの理由がある。つまり国家はもともと誤っている物だから、むしろ海外からの侵略は自分たちを国家からの解放につなげる物・・・・極端に言えば、そうとも取れる。言い過ぎとは思うが。ただ、ピ−スボ−トで某国に行ってそこでの交流話を聞くと、まるで今の日本政府をあなた達と組んで打倒しましょう・・・そういっているようですね。その時は、あの某女史が書記長になるんでしょうかね。

シンガポ−ルはわたしもよく行きましたし、今でも交流があります。
あの国の国民は、自分たちのことを良く知っている。それは、ひとたび何か紛争があれば否応なく自分たちは巻き込まれると・・・・地位的な条件と、その戦略上の拠点として。
ただ、シンガポ−ルの人はもともと戦闘的ではないし(スポ−ツを見れば判ります。もともと体を動かすことは得意ではない。)結局自分を守る物は、金と知恵である・・・・そう認識しているのではないかな?その結果に於いて、いつでも国を去れるしどこでも生きていく・・・・その心構えを知らず知らずのうちに身につけたのではないか。そう思います。言い換えれば、彼らの個人主義は自己防衛の徹底ではないのか?

昨日、韓国のネット関係者とビジネスの話をしました。
今、政府が躍起になってITを連呼していますが韓国ではインタ−ネットの接続料が安い上に高速化している。日本がこれからやらなければならないことを
とっくにやってしまっている。情報通信分野での日本の遅れはもう取り返しがつかないでしょうね。この前、某国営放送のトップが自慢げにデジタル放送の話をしていましたがそんなことはもうとっくにみんな知っていること。
ただ金にならないから、投資していないだけですよ。あんなハ−ド機器は。
それが全然判っていない。だいたいあんな年寄りが自慢げに出てくること自体間違いですね。
ITでも負けた・・・・と言う敗北感を味わうのは、そう遠くないでしょうね。その時日本人が何を未来への足がかりにするのか・・・・
わたしが、何かのきっかけで自衛隊無用論が・・・・と言ったのは、ある意味精神的な鎖国に日本が向かうのではないか?と言う危機感から発した物です。
もう世界に通用する物がない・・・・と知ったときに国家的にはもうダメで、極端な個人主義が横行するのではないか?例えば、駅に行ってご覧なさいな。
もうすでに、若者がそこらここらに座り込んで通行する邪魔になっても平気じゃないですか。あ−−あのくらい、良いんだ・・・・となったら、敗北感と併せて関心は個人の内側に向かうでしょうね。

S.Mは何で彼が公立大学の教授が出来るのか不思議ですが、そのうちに政治家にでもなるでしょう。

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斗数さん、あなたはいったい何が言いたいのですか?

発言番号:19
名前:梅石
63歳
2000年09月09日20時50分

>自衛官は、国(国家、政府)を守ろうなんて、 あまり思っていないよ!
<あなたは自衛官ですか?そして自衛官の全部を代表しているのですか。そうでなければ主語がなく、とうてい日本人の書いた文章には読めませんが…
このレベルの人には懲りましたので反論するつもりはありませんが、どうかもう少し日本語や文章の書き方を勉強してから討論に入ってください。


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半端な元水兵さん、ご丁寧な返信、ありがとうございました。

発言番号:21
名前:梅石
63歳
2000年09月10日18時36分

私の書き込みが遅くなりましたが、ご容赦ください。
あなたは海自5年に在籍されたとのこと、それにしてはその本質を良く観察されていますね。私は38年弱勤めましたが、実態が見えるのにはずいぶん時間がかかりました。入隊後5年では何も見えていなかったといっても過言ではないでしょう。
少し話しは戻りますが、自衛官の待遇に関して私が反論したのは、私の経験によるものです。
私には、上司、同僚、部下に数名の殉職者がいます。みんな航空事故です。その当時、殉職した隊員(遺族)への補償金は、街で交通事故で死亡するよりずっと低いものでした。そのために、海幕が遺族に訴訟を勧めていたのです。私の反論には、こんな笑えない現実を含んでいるのです。遺族は本当に惨めでした。おそらく今日でも同じでしょう。これは前にも書きましたので、これ以上は触れません。
また給与面でも、初任給は恵まれていますが、高卒でも大卒でも5年ないし10年で完全に逆転します。
もちろん自衛官(一般公務員を含む)の高給には賛成できませんので、それはそれでいいのですが、家族が路頭に迷う様を思い浮かべると、心置きなく職務にまい進することができないのは、誰でも同じでしょう。そこが申し上げたかったのです。

ただ私の目に映っている海自と、半端な元水兵さんがみた海自は、全く同じだと思います。
同じものを見ても、立場や経験、思想信条等々いろいろな要素によって、対象の姿形は違って見えます。「フウテンのぞうさん」のように士気が高いとみる人もいます。それはそれでいいと思います。あえて反論はしません(それが実態であることを願うのみです)。

軍隊と自衛隊の違いで、あなたと私の考え方が近いのは、おそらく米海軍との比較という共通の基盤があるからでしょう。あなたも米軍と同じ基地に勤務された経験を持っておられるようですし、私も留学、そして現職中晩年まで交流がありました。それでつい比べてしまうのでしょうね。そんなことを考慮に入れても、あまりにも違いすぎますよね。
ただ第2次大戦勃発当初までは、米陸海軍もどうしようもない軍隊だったそうですから、残念ながら軍隊というものは実戦を経験する以外には大きく成長できないのではないかとも考えています。極東で最も実戦経験があるのは韓国陸軍、私は相当なレベルにあると見ています。

あなたは幹部の言葉遣い(部下への敬語の使用)などかなり気にしておられるようですが、私も同感です。普通の人にはどうでもいいことのように聞こえると思いますが、言葉の遣い方が軍隊の階級を峻別する最低限の必要条件なのです。私は公の場で部下に敬語を使ったことはありません。私的なところでは、私も儒教文化の影響を受けている日本人ですから「長幼の序」を大切にし、年下の部下には人間としての尊敬の念を、言葉遣い以外の面で払ってきたつもりです。
渡米した早々のころチーフ(Chief Petty Officer)の教官に「Yes sir」と言ったところ、「sirはOfficer(士官)以外には遣ってはいけない」の厳しく注意されました。良く意味がわからず「why」聞き返しましたところ、答えは「Navy Regulation」の一言でした。このNavy Regulationの一言には、在米中ずっと悩まされ続けました(当時私は3曹でした)。
最近、3海佐のスパイ事件が起きました。これは本人の資質の問題でしょうが、外国で海軍少佐がスパイをしたとなれば国家反逆罪ですから死刑ものでしょう。日本では、「自衛隊法」の秘密を守る義務にしか抵触しないのでしょうね。

今の自衛隊は災害派遣くらいには十分耐えられると思いますが、「防衛出動」(自衛戦)のような事態に使えるのかと問われると、私は?です。これはあなたと同じです。
政治家が国家の興亡を真剣に考え、高級官僚や上級幹部自衛官はnoblesse obligeの精神を思い起こさなければ、この国の行く末は暗いでしょう。
でもあなたのように、退職した後も国家や自衛隊のことを心配してくれる人がいることに、私は大きな安堵を覚えているのです。国防は現職の自衛官だけではできませんから… 
いずれにせよ自衛隊も世論にさらされ自己改革をしていかなければ、文字通り、私たちが若いころいつも言われた「税金泥棒」になってしまうでしょう。
あなたも私も現役ではありません。自衛隊に対して言いたいことはどんどん言いましょう。


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今、日本は・・・

発言番号:22
名前:さすらいの風来坊
37歳
2000年09月11日23時22分

ベンチャー企業経営者さん
早速、レスをありがとうございます。

『国防政策は言うまでもなく、国策の柱ですから日本はどうあるべきかというのは考え方の柱として重要ですね。従って、風来坊さんの言われることは技術的側面(軍事技術)同様と考えます。』

ご賛同いただき、ありがとうございます。

ところで、あなたが指摘されている『しかし、もっと問題なのは例えば社民党の平和外交のように、(この度土井氏が回ってきて、盛んに極東アジア安全保障なにやらかにやら・・・言っていますが)軍隊を持っている国、なおかつ近隣諸国との国境紛争を恒常的に持っている国など、それを一緒くたにして方法論も無しにただ仲良く、紛争を話し合いで解決しよう・・・
そんなことは言われるまでもなく。みんなそうしたいがそれが出来ないから軍隊を持って国防に勤しまなければならない。その前提はどう考えているのでしょうかね。』についてですが、

私自身まったく同感です。悲しいかな、50年にわたって、アメリカの下で国防について一切考える事を放棄したままその場しのぎでやってきたツケが回ってきているのでしょうか。
ここで一つ私は社民党に対して疑問を感じています。
土井党首が次のような発言をされているのを聞いた事があります。
曰く、“世界最も先進的でかつ唯一の平和憲法の精神を世界中にひろめ…”だそうです。
我が憲法が世界で最も先進的であるかどうかについては意見の分かれるところですが(新しい概念を取り入れた新型の憲法は世界の趨勢となりつつあるようですが、それについてはあまり詳しくないので、ここでは割愛します。)、後半部分の啓蒙云々という事になると、少し首をかしげたくなります。すばらしいと考えるかどうかは、相手次第ですが、一歩間違うと文化のおしつけになりかねないという事を理解しているのでしょうか。

『ところが問題なのは、あのピ−スボ−トを見るまでもなくただ平和・平和を連呼しなおかつ国家を無視する連中が増えている。考え方としては国家の誤りを国民が選挙という形で是正していかなければならないのに、最初から国家は誤っている物だから、我々は勝手に市民団体を作って活動する。その代わりに国家活動には参加しませんよ。そんな形になりつつあるのではないか?

仮に日本が侵略を受けた・・・・その時は、国家が侵略を受けたのであってそれなりの理由がある。つまり国家はもともと誤っている物だから、むしろ海外からの侵略は自分たちを国家からの解放につなげる物・・・・極端に言えば、そうとも取れる。言い過ぎとは思うが。ただ、ピ−スボ−トで某国に行ってそこでの交流話を聞くと、まるで今の日本政府をあなた達と組んで打倒しましょう・・・そういっているようですね。その時は、あの某女史が書記長になるんでしょうかね。』

こんな国民が増えているとは、思いませんが、先日来の話の中で出ている責任をとらず自ら考える事を放棄してしまう人たちが増えているという仮定が正しいとすれば、彼らの思惑にはまり込んでしまう可能性も否定できません。
いずれにせよ、我が国において我々が享受しているこれ以上ない自由を忘れて、それより自由であるに違いないというユートピア思想に洗脳された人々についても理解を深めておく必要があると思います。

『あの国の国民は、自分たちのことを良く知っている。それは、ひとたび何か紛争があれば否応なく自分たちは巻き込まれると・・・・地位的な条件と、その戦略上の拠点として。
ただ、シンガポ−ルの人はもともと戦闘的ではないし(スポ−ツを見れば判ります。もともと体を動かすことは得意ではない。)結局自分を守る物は、金と知恵である・・・・そう認識しているのではないかな?その結果に於いて、いつでも国を去れるしどこでも生きていく・・・・その心構えを知らず知らずのうちに身につけたのではないか。そう思います。言い換えれば、彼らの個人主義は自己防衛の徹底ではないのか?』

前回の私の書き方が舌足らずで、多少誤解を与えてしまったようで申しわけありません。基本的な考え方および理解はあなたとほとんど同様です。
私がシンガポール人を引き合いにだしたのは、彼らが基本的には“いかに自分自身を防衛していくのか?”という事について真剣に考えているからです。それは、戦略的要衝に立地する小国ながらしぶとく立ち回り華人国家としての独立を勝ち取ったという彼ら歴史がそうさせているのではないでしょうか。悪く言うと、浮き草のようなという事になりますが、浮き草としても生き抜いていくという力強さの裏返しだとも思います。そして、その力強さあるいはしたたかさを持ちあわせた日本人が、それほど多くはいないのではないかと思えるからこそ引き合いに出しました。
誤解されるといけないので、付け加えますが、私自身はシンガポール人的な生き方には賛同しかねます。日本人は日本人としてのアイデンティティをもち、我が国固有の文化を育んでこそと思っております。
もし、侵略を受けた場合、日本人の国家が維持されるのでしょうか?それこそ、強く質問を投げかけたいと思います。

その意味で、かの国は我が国の良く悪くも反面教師となるのではないかと思い、例を出した次第です。

『もう世界に通用する物がない・・・・と知ったときに国家的にはもうダメで、極端な個人主義が横行するのではないか?例えば、駅に行ってご覧なさいな。
もうすでに、若者がそこらここらに座り込んで通行する邪魔になっても平気じゃないですか。あ−−あのくらい、良いんだ・・・・となったら、敗北感と併せて関心は個人の内側に向かうでしょうね。』

すみません、この部分は私の理解を超えています。もう少し、卑近な例で説明を加えていただけないでしょうか?日本には世界で通用するものがないと知ったときに、何故、個人主義に走ってしまうのか私にはよくわかりません。どような関連性があるのでしょうか?

フウテンのぞうさん、はじめまして、
ふうてんの風来坊ならぬさすらいの風来坊と申します。今後ともよろしくお願いいたします。

(( 国民皆兵の精神を忘れた日本 ))

(( 率先垂範 の精神 ―― 自衛隊へいこう!))

何れの主張にも基本的には同意するものです。そして、実際のご苦労を直接になわれている皆様を前に口だけで意見を述べる自分には情けなくも思っております。しかし、最前線におられる自衛官の方々が少しでも仕事をしやすくするためには、国民側の理解も大いに重要だと思うのです。すなわち、国防の重要性を認識し、その為に必要な事を考える事が必要だと思うのです。大多数の国民が国家というアイデンティティを必要とせず、また国防を必要なし、と考えるならば、軍隊の存在自体が税金の無駄使いとなるばかりでなく、隊員の方々の努力が報われなくなります。現状は、“ただなんとなく、ある―で、なんとなく適当に使おう”(言葉は悪いですが…)という雰囲気がないでしょうか。そうでなければ、先般の、東京都の災害訓練に対する一部識者たちのあのような、解説はありえないと思うのです。

従って、不毛な議論になってしまうのかな?と思いつつ、現状認識の再確認の意味も含めて、書き込ませていただきました。


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宜しくお願いします

発言番号:23
名前:石油戦争
22歳
2000年09月13日20時32分

はじめまして。私は九州の三流の大学に通う大学生です。
いつも皆様の意見を拝見し勉強させていただいております。
今は自衛隊の士気や憲法九条、シビリアンコントロールなどが議論
されているようですが、少し私の意見を述べさせていただきます。

私はこの先21世紀の時代に、軍備で国を守ろうとする考えは誤り
だと考えております。東西の2大国であったアメリカと旧ソ連が
なぜINFでアプローチしたかを考えばその理由がわかります。
たとえば、アメリカは第二次世界大戦が終わったときに
「マンハッタン計画」で原爆を持ち「これで戦争はなくなる。なぜなら
アメリカが世界の警察になったからだ」と明言しました。
しかし、その二年後ソ連も原爆を開発し、米ソの軍事力は拮抗。
ならばと水爆は作れば、またその三年後にソ連も水爆を・・・・・
そしてずっとその先は人工衛星、大陸間弾道ミサイルといった具合で
際限のない軍拡です。
そうなれば当然両国の経済に軍事費が重くのしかかり、それで
やっとのINF合意なのです。
それで気がつけば日本が世界一の債権国家となり、これではバランス
が崩れると防衛負担要求となり、イージス艦購入。
一隻1200億円で三隻、高い買い物です。
しかし日本にはその圧力を拒めない弱点があった、貿易摩擦です。
佐藤総理時代の繊維、田中総理時代の自動車、テレビにIC、
スーパーコンピューターと続いて。
その不均衡の埋め合わせが、戦闘機にイージス艦。
この圧力に対抗して、憲法九条を盾にすれば、憲法そのものの
改正を要求してくるでしょう。
応じなければ安保破棄をつきつけてくるでしょう。
「日本の周辺にはロシア、中国、北朝鮮の三つの共産圏が
あるではないか、自国だけでやっていけるのか?」とアメリカ
は脅しをかけてきます。
その時どうしますか?脅しに屈せざるえないのか?
しかしアメリカが言うようにロシアや中国が日本を侵略するような
ことは私は可能性としては皆無だと思っています。
なぜかといえばロシアは経済立て直しに日本の援助が必要だし、
中国は国家の近代化に日本は不可欠です。
だから私は「北の脅威」というようなことを信じておりません。
結局は日本はエコノミックアニマルといわれようと経済にしがみ付く
しかないと思っています。
これからの国防は自衛隊を中心に置くのではなく、経済を中心に
進めて行くものだと私は考えます。




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安全保障

発言番号:25
名前:現役
??歳
2000年09月14日12時38分

はじめまして石油戦争さん。書きこみ読ませていただきましたが、
何点か反論させていただきますので宜しく願います。他の方もお読みいただき、ご意見、ご指導いただければと思います。

まず軍事力だけで国を守る事等出来ないのは当然の話で、国家の安全を確保するための努力はもっぱら外敵の侵略から国土、体制、国民を守るための軍事手段を指す国防から、軍事外交だけでなく、経済技術協力、文化交流、人事交流、環境保全など非軍事面も含む幅広い側面から構成される安全保障へと変っています。この安全保障とは国民生活を様々な脅威から守る国家の役割であると定義づけられます。領土や民族的一体性の維持と政治的独立を確保しながら国民の生命及び財産を守る為の手立て、あるいは国際社会において主権国家が他の主権国家との関係を調整しつつ生存、繁栄していく政策の総体と表すことが出来ます。
軍事だけで我が国を守ろうとすることは現実的にも不可能であり、それと同時に経済だけで我が国を守る事も不可能なわけで、様々な国家の持つ「力」持って可能な限り人の命を奪うような手段を取らない、取らせないようにしていかなければなりません。
冷静が終結し私達は日本の安全保障政策に新しい息吹を吹き込む必要があり、
その中には当然、いままで全く議論せず議論することすらも駄目とする風潮があった軍事面での脅威に対し抑止、対抗、抵抗する防衛も遅まきながら真剣に正面に据えていかなければなりません。安全保障に新しい息吹を吹き込むには
アジア及び世界情勢認識の確立を冷静にかつ完全におこなわなければなりません。そして何から守るのか(脅威評価)、何を守るか(目標一致)、いかに守るか(手段設定)が不可欠であり、ここでも今議論している事でありますが、これらの国民合意、多数の意思が結集されるよう政治は国民をリードしていかなければならず、また国民も他人事と考えず主体的に考えなければなりませんし、これが出来れば強固な安全保障の基盤になります。

>アメリカが言うようにロシアや中国が日本を侵略するような
>ことは私は可能性としては皆無だと思っています。
>なぜかといえばロシアは経済立て直しに日本の援助が必要だし、
>中国は国家の近代化に日本は不可欠です。
>だから私は「北の脅威」というようなことを信じておりません。
>結局は日本はエコノミックアニマルといわれようと経済にしがみ付く
>しかないと思っています。
私の考えた世界情勢の現実は、「進まない核兵器削減」、「大量破壊兵器、通常兵器の拡散」、「地域紛争の勃発」、「非軍事的脅威の拡大」と我が国周辺でいえば「中国の覇権主義」、「ロシアナショナリズムの台頭及び軍事費の拡大、質の向上」、「トップ同士の思惑からむ南北融和ムードな中でも依然として残る
150万の軍隊の対峙と即応、警戒体制の維持から考えられる緊張」です。
日本は率直に言えば不安定環境、要因の真っ只中にいるといえるわけで、国際情勢、周辺国情勢を見誤り、理想主義に陥り、現実性のない「一国平和義」、「非武装論」、「非抵抗主義」から脱却出来ないままで我が国の独立、繁栄、国際的な平和社会実現への貢献は出来ません。
また防衛力というのは長期的に考える必要があり、今の自衛隊だって何十年もかかってやっとここまでこれたわけで(ここまでしか来れていないという意見もあるかと思いますが)、今日はいらないから明日はいる、今年はいらないけど来年はいるというようなものではなく、兵隊の訓練、装備の開発等短期間でどうにかなるものではありません。予測出来ない歴史の変化に対して備えていこ事が必要であり、今は大丈夫だが10年後、20年後どうなっているかなどだれもわかりはしないわけです。
ロシアは軍事費の拡大政策も発表させたばかりですし、不要な人員を削減し、装備を更新しつづけてきています。中国に関しても強大な軍事力を保持し、先日も政府高官が「海洋強国になる」と発言しており(これは取り方次第では覇権主義国家としてますます力を強大指せていきますと言っているようなもの)、海軍も外洋艦隊に生まれ変わりつつありますし、装備もどんどん近代化を進めています。北朝鮮も38度戦の軍隊は下げませんし軍事力も削減していません。おまけに指導者も変っていません。韓国、米国も軍の警戒レベルは下げていないようですし、冷戦時の状態が今の残っているわけで、今後どのようになっていくか誰もわからないかつ、繰り返しますが我が国は不安定、不確定な情勢の真っ只中に位置している事は今でもわかることです。
昔ならとっくに戦争になっているようなことが、いまは戦争にならずに、その他の手段で決着がつけられていますので人類は確かに進歩していますが、今後も更に進歩していくために全世界的に努力をしていかなければなりませんが、
誰も今後どうなっていくかはわからないことなのです。完全に世界中の軍隊がなくなり、軍事により威嚇、攻撃する事が完全になくなるまでは軍隊を放棄する事は出来ず、現現時点でも我が国は最低限基盤的防衛力を維持していかなくてはなりません。
大切なのは歴史を忘れず見通し、国家としても国民としても軸足を現実と理想のどちらにおくかであり、政治が国民をリードしていくときに理想主義的なアプローチも大切だと思いますが、現実に軸足を置いて踏み出していくことが大切であり、不確実な泥の中と言える理想に軸足をおいてしまうのは大変危険な事だと思います。
貴方のご意見が全部間違っているとは思いませんが、あなたの脅威の見積、国際情勢の見方、判断には疑問を感じますし、エコノミックアニマルとして経済にしがみつき我が国平和、繁栄が維持、発展されるとは思えませんし、一国平和主義から抜け出せるとも思えませんでしたので、反論させていただきました。


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石油戦争さんに質問・・・

発言番号:26
名前:さすらいの風来坊
37歳
2000年09月14日14時11分

みなさん、こんにちは
風来坊です。

新しい方が参加されるという事は、掲示板が活性化される事でもあり、すばらしい事だと思います。

石油戦争さん、はじめまして
さすらいの風来坊と申します。よろしくお願いいたします。

質問があります。いくつかあるのですが、そのうち、『これからの国防は自衛隊を中心に置くのではなく、経済を中心に進めて行くものだと私は考えます。』について、少し具体的に説明していただけないでしょうか。
私の理解釜毬って居ると池間潜ので、具体的に説明していただけないでしょうか。国防を担う経済とは一体いかなるものなのでしょうか。

ただし、誤解をしないで下さい。私が軍隊を廃止する事に反対しているわけではありません。
あなたがおっしゃるように中国あるいはロシアが我が国を侵略してくる可能性はかなり低いのかも知れません。しかし、そもそも国家とはたとえ可能性が低くとも、わずかでもその可能性があればそれに対して備え、国民を守る義務があるのではないでしょうか。であるならば、梅石さんも指摘されていたように国防にタイムは認められない以上、それに対処すべく国防を担う組織を維持する必要があるのではないでしょうか。(私は、国防を担う組織と表現し、あえて自衛隊とは表現していません。)

ところで、あなたは『ロシアは経済立て直しに日本の援助が必要だし、
中国は国家の近代化に日本は不可欠です。』とおっしゃっておられますが、本当にそうなのでしょうか。
中国というのは相当にしたたかな国です。ある時は、低開発国として援助を要求する姿勢をとり、またある時は大国としての態度をとり、とその立場をうまく使い分けているようです。どうも、中国というだけでイメージ的に後進国というイメージをもちがちですが、その内実たるや、かなりの大国である事は間違いありません。中国が世界で第6位の武器輸出国である事をご存知でしょうか。そして、近年世界各国のそうそうたる民間企業が将来の巨大なマーケットをにらんで工場を建設し、積極的な投資を行なっています。日本の援助なくしてもある意味では、成長可能なような気もします。すなわち、中国政府の政策次第の話だと思います。日本の援助だけで、中国政府の意思を変えられるほど、くみしやすい相手とも思えません。

私の理解力が足りないだけかもわかりませんが、自衛隊と経済という対比がなぜなされるのかよくわかりませんので、もう少し、具体的に説明していただければ、幸いに存じます。

追伸

現役さん、ご無沙汰しておりました。

上の文章を書き終えたところで、あなたの新しい投稿を読みました。私の、とりあえずの意見は上のとおりです。確かに、彼に対して、いくつかの反論はあるのですが、私の中で、彼の意見のポイントが少しはっきりしない部分があったので、私の質問に対する答えを待つ事にしたいと思います。


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梅良様

発言番号:27
名前:半端な水兵
2x歳
2000年09月14日19時03分

お返事有難うございます。大変勉強になりまして感謝いたします。

処遇の件ですが、確かに殉職者に対する補償は大変少ないということは
聞いた事があります。現に殉職者の方に対してのカンパを行なった事があり、
その時に幹部の方が補償金が少なく、遺族の方を思うと御金だけで解決できる
問題ではないのだが、せめて我々でカンパをして慰めたいと思うと、おっしゃられていたことがありました。殉職して際の補償金など現役の時も今も気にしていませんでしたが(どれぐらいが十分な金額かはわかりませんが、当然十分な補償等はあると思っていましたので)、私自身で調べてみたらあまりにもという金額でしたので大変驚きました。おっしゃられるようにこれでは隊員憂いが残り過ぎるのと、所詮この程度しか国家のために働いても自衛官は扱われないのかと思ってしまうと思います。
ここで私の疑問なのですが、なぜこのようなことが放置されたままなのでしょうか?上級幹部の方は自分自信の問題でもあるのに改善しようと思われなかったのでしょうか?それともそのような提案等は自衛官は出来ないのでしょうか?防衛官僚はこのことは無関心なのでしょうか?官僚が自衛官の動き、発言を妨害しているのでしょうか?

<あなたは幹部の言葉遣い(部下への敬語の使用)などかなり気にしておられ<るようですが、私も同感です。普通の人にはどうでもいいことのように聞こ<えると思いますが、言葉の遣い方が軍隊の階級を峻別する最低限の必要条件<なのです。
私も本当にそう思います。部隊に配属になって違和感というか、疑問に感じたのが言葉遣いと敬礼でした。若い幹部ほど、敬語で話しかけてきて、我々が教育隊で躾られたとおり敬礼をきちんと行なっていると「一々敬礼すると大変だから、やらなくて良いよ」と言われたり、海曹のかたからも「そんな面倒な事、部隊で律儀にやんなくて良いぞ。仕事さえキチントやればいいいんだから」と言われた事が多々有ります。士長クラスの人達は、海曹はおろか幹部(さすがに佐官以上の幹部の方に対しては別でしたが)にさえもタメ口がかなりくだけた(過ぎた?)言葉遣いをしており、またそれを上級者から咎められることもなかったように思います。私にしてみれば、今まで躾られてきたことが部隊ではことごとく部隊ではどうでも良いようになっており、軍隊のある意味基本であるような事が徹底されていない事にたいして、なにか変なダラしなさというか、そういった思いを得た覚えがあります。

海士、海曹は若い幹部を馬鹿にする風潮が私の部隊にはありましたし、違う部隊の同期の話しを聞いても似たような感じでした。単純に仕事が出来ない、幹部としての責任感、自覚がないといった事が原因なのですが、1つ同情的に思っていたのが、転属が早すぎるのではないかということです。若い幹部の方は経験もないので仕事を覚えるので精一杯、勉強も沢山あるようですので、2年程度の間では仕事を覚えきるのは不可能ではないかと思うのです。覚えたころには転属。部下を掌握出来つつある頃には転属。これではいくらなんでも無理というもんではないかと思っていました。勿論、奮起していただかなくてはいけない点は沢山あると思うのですが、この点は非常に可哀想だと思うのです。幹部はとにかく部下からあらゆる面で注目されますし、その目は非常に厳しいものです。自覚がなかったり、不勉強であったり、部下に媚をうる、媚を売っているように見えるなどしたら、たちどころに舐められます。自分の下には経験豊か、年齢も上で、自分の父親と同じ年の部下もいて、彼らを指揮していかなくてはならない立場なんだという若手幹部が少ないうように思います。
この点は若手の幹部だけではないと思いましたが・・・

梅石様は「上級幹部自衛官はnoblesse obligeの精神を思い起こさなければ、」と書かれておりましたが、上級幹部の方など我々からすれば雲の上の人で何をしていて、何を考えているかなど全くわかりませんでした。普通に考えれば階級が上になれば、しかも将官クラスになれば頭も良く、人格高潔で、責任感も旺盛な方ばかりのように思えます。梅石様が感じられた上級幹部(2佐でも我々兵隊には十分雲の上なのですが)の問題点とはなんなのでしょうか?
またどうしてそのような問題点を持っていながら偉くなれるのでしょうか?
上級幹部の方の精神性はどうなっているのでしょうか?恐縮でありますが
お教え頂ければ幸いです。

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できるだけ具体的に書きます(つもりです)

発言番号:28
名前:石油戦争
22歳
2000年09月14日21時46分

はじめまして現役さん、さすらいの風来坊さん。ご意見ありがとうございます。上手くまとまらない
書きこみですが宜しくお願いします。

まず私が「北の脅威」を信じていないことについて改めて軍事的な側面から述べさせていただきます。
自衛隊には仮想敵軍のことは「演習対抗部隊」と言い、甲・乙・丙と三つあって、それぞれロシア、中国、北朝鮮のことだそうですね。
甲・・・戦車を中心に高度に機械化された軍隊
乙・・・人海戦術を中心とした軍隊
丙・・・特殊潜入部隊の用法に長けた軍隊
しかし、今までに乙を想定した演習が行われたということがないと聞いています。 たしかに海を越えての人海戦術など、ありえないでしょう。
旧ソ連も中国も、海を越えての大きな作戦を遂行したためしがない。
彼らはそのようなシステムをもたない。船と兵が揃えば渡洋揚陸作戦が実行できるわけではない。沖縄周辺の絶対的制空権を握り、北海道の千歳から硫黄島まで航空基地を展開している自衛隊を相手に、どう船を進めれるだろうか。
私は、日本にとっての軍事的脅威は、中国の核ミサイルを除けばゼロだと思っています。
だからと言って日本が核武装すれば・・・・とは思いません。ならば、中国に世界に反核を訴えれば・・・・それが有効ならならば賛成ですがそうもいきません。私は核については悲観的で核廃絶がなされるとは到底考えれません。
人類は一度手に入れた文明を自ら手放すことはできないでしょう。
経済的側面から
ならばどうすればいいのでしょう。
これについて私が考えているのは、日本が他国にとって必要不可欠な国になるしかないということです。具体的には、日本、韓国、ASEAN諸国、オーストラリアまでを含めた経済圏を確立することです。オーストラリアのような
白人国家は、アメリカを牽制する意味で必要です。もちろん中国もこの一員に加わってきます。
体制の違う国と本当の意味で協力し合えるかどうか疑問を抱くでしょうが、それはまた後から書きます。
オーストラリアには労働力がなく仕事もない、賃金の安いインドネシアあたりの労働者が収入を得ることができる。そして日本の優秀な農業技術を持ち込んで20〜30年かければ、世界有数の農業大国になる。ハイテクは日本が
リーダーシップをとる。タイ、中国には食料生産をまかせる。
ただこれは、やり方を誤ると、50年前の大東亜共栄圏になりかねない。
日本はその国々から一方的に利益を巻き上げるのではなく、利益は現地にも
還元する。日本だけが突出した経済圏では駄目です。

以上が私の意見です。「あまりにも飛びすぎている」と言われそうですが
私の頭をフル回転させて(久しぶりにね)出たのがこれです。
質問の答えにはなっていないし、下手な文章でが、なんとか読んでください。




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石油戦争さんにレス

発言番号:29
名前:さすらいの風来坊
37歳
2000年09月15日13時49分

こんにちは、
さすらいの風来坊です。

石油戦争さん、ご意見をありがとうございます。
あなたが定義づけておられる経済の意味が少し見えてきたような気はします。

ところで、あなたのご意見にひとつ矛盾を感じましたので、指摘させていただきます。

『旧ソ連も中国も、海を越えての大きな作戦を遂行したためしがない。
彼らはそのようなシステムをもたない。船と兵が揃えば渡洋揚陸作戦が実行できるわけではない。沖縄周辺の絶対的制空権を握り、北海道の千歳から硫黄島まで航空基地を展開している自衛隊を相手に、どう船を進めれるだろうか。
私は、日本にとっての軍事的脅威は、中国の核ミサイルを除けばゼロだと思っています。』

あなたは前回の投稿で、『これからの国防は自衛隊を中心に置くのではなく、経済を中心に進めて行くものだと私は考えます。』と、述べられています。
私の理解では、あなたは、軍事力による国防を“すみっこ”に追いやり経済によって、国防を成し遂げていくとおっしゃておられると考えておりました。

ところが、今回、あなたは中国あるいは旧ソ連が我が国に対して上陸する事が出来ないであろうと考えられる理由として、北海道から硫黄島,沖縄まで展開する航空基地によって提供される我が国の航空優勢のもとでは、船を進める事が困難だと指摘されています。ということは、あなたの議論の根本をなす大前提には、自衛隊のプレゼンスがあると思うのですが、いかがでしょうか。
この点について、ご意見を頂戴できれば、幸いに存じます。

私が書き込もうとしていた私の意見は、既に現役さんによってほぼ同様の意見が書き込まれているので、ここでは詳しく述べませんが、国家の安全保障には様々な要素が含まれており、軍事のみならず経済あるいはその他のすべての要素を考慮しなければ国家を維持していく事は不可能なのだと考えます。
平和憲法を唱えていれば平和が自動的に訪れるかのような寝とぼけた事をいう人たちもいるようですが、世界の中で生きていくには相当な覚悟と努力が必要なのではないでしょうか。

あなたがおっしゃるように我が国が他国にとって必要不可欠になるという事は、湾岸戦争時の例を出すまでもなく、安全保障上、極めて重要な事だと思います。そのためには、経済のみにとどまらず、広い視野に立った政策が必要とされるのではないでしょうか。

では


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横レス

発言番号:30
名前:ゾルディー大佐
xx歳
2000年09月16日00時14分

石油戦争さん初めまして、そしてみなさん御無沙汰してます、ゾルディー大佐です。
ここ一ヶ月ほどいろいろ予定が立てこんでいたので、参加していませんでしたが、そろそろ復活できるめどが立ちました。

しかし、忌憚無く言わせてもらえば前に比べて相当見難いです。ベンチャー企業経営者さんと同意見です。これで過去ログは保存されるとすれば、最新投稿を見るのに何分もかかってしまいます。


さて、さすらいの風来坊さんのレスと重なってしまいますが、一つだけ書きたいと思います。

>旧ソ連も中国も、海を越えての大きな作戦を遂行したためしがない。
>彼らはそのようなシステムをもたない。船と兵が揃えば渡洋揚陸作戦が実行できるわけではない。沖縄周辺の絶対的制空権を握り、北海道の千歳から硫黄島まで航空基地を展開している自衛隊を相手に、どう船を進めれるだろうか。
>私は、日本にとっての軍事的脅威は、中国の核ミサイルを除けばゼロだと思っています。

この結論を導き出すことが出来る前提として「彼らの軍事体系が今後もずっと変わらない」ということが必要ですが、それは私にとって前提に持ち出せるほど確実ではないと思います。将来においてこの前提が通用するという保証はありません。
彼等が、日本の防空網を粉砕できるほどの航空兵力と日本を占領できる陸上兵力、それらを輸送・護衛する海上兵力、そしてこれらの三軍を支援できる補給能力を揃えることは不可能(又は限りなく低い)、という根拠が見出せない限り軍事的脅威がないというのは机上の空論に過ぎないと思います。

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軍拡の軍拡の軍拡の・・・

発言番号:31
名前:石油戦争
22歳
2000年09月16日14時58分

こんにちは、石油です。
3回目の書きこみで、少しはここに慣れてきました。
これからも書きこみしますので、宜しくお願いします。

現役さんへ
今回は前回の現役さんに少し質問させて下さい。
私の考える国際情勢の見方は、たしかに現役さんの言われるとうり間違った
見方をしているかもしれませんし、この先の10年、20年先の中国、ロシアの軍備拡大への認識も甘いかもしれません。また、現在の日本の国防が私自身自衛隊あってのことだと意見しているにもかかわらず、経済を中心にした国防を提案したのには、たしかに矛盾があります。しかし私はまだこの先、軍備によって国を守ろうとする考えは誤りだと考えています。現役さの言われるように、軍事外交、経済技術協力、文化交流、人事交流、環境保全などの非軍事面での安全保障へと変わって行ってますが、結局は軍事を中心としたありかたであって、イザという時には軍事力による武力衝突になってしまうと思います。
軍事を中心としていては、いくら文化交流をやろうと環境保全をやろうと、やはりイザという時にはそのようなものは吹っ飛びます。その程度の国と国の結びつきでは弱すぎます。だから私は、より密接な関係を隣国と結ぶ経済圏の確立というものを考えました。互いの利益を考えれば武力衝突の可能性を回避できるが高いと考えたからです。
そこで現役さんにお聞きしたいのですが、この先もし他国の軍備拡大に対して日本もそれに対応する軍備をするというのでは、それこそ永遠に武力による戦争はなくならないと思うのですが。現役さんは、どう思いますか?





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性悪説と性善説

発言番号:32
名前:ベンチャ−企業経営者
42歳
2000年09月16日16時26分

石油戦争様へ
簡単に言いますが、日本が他の国にとってかけがえのない国になる・・・
これは、言い換えれば単に利用価値がある、と言うことになります。
もっと言い換えれば、利用し尽くしても何も言ってこない。そうなりませんか?
実際、日常時に取引をしている私どもは常に相手の弱点をついて自分たちの利益を出来るだけ多くしようとしているわけですが、それは国家とて同じですよ。
仮に、ロシアが経済的な面で日本はかけがえのない国だから・・・と言ったとします。しかし、例えば軍事的な脅威を加えることでもっと得る物が多かったら、どうなるでしょうか?
国が危機に陥って、その粋の頃の選択を迫られたとき誰が自分の国民より他国の国民を重要視するでしょうか。
それが全て、パワ−ポリティックスと言う言葉に凝縮されるのです。
学生の方と話をしていると、このパワ−ポリティックスについて拒否反応を示す方が多いですが、世の中の交渉毎は全て力と力がぶつかり合ったら被害が大きいから取引をする・・・しかし、その裏付けはやはりパワ−なのです。
 それと、今の日本はロシアや中国にとってそれほど重要な国ではありません。今はお金があるかもしれないが、売る物がなくなって新製品が無くなればあっという間に外貨準備なんて底をつきます。現に、ITの分野では日本は三流国家ですよ。韓国のように、高速インタ−ネット網がありませんし、インドや中国のように国を挙げてソフト技術者を養成しようともしていません。
 言い換えれば、これからの日本は国力が落ちるから、それほど脅威ではないから脅しもしてくるし、領土も返さない・・・それが現実です。悲劇なのは、個人的にはどんないい人でもいったん権力者になれば、冷血な決断もしなければならないと言うこと。それが政治であり、パワ−ポリティックスなのです。
 風来坊さんスミマセン、レスはもう少々お待ち下さい。来週一週間出張しますので。それと現役さん、確かにこれ見難いですよね。管理者さん早くなおして下さい。

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連続の書きこみになります すいません

発言番号:33
名前:石油戦争
22歳
2000年09月16日17時03分

さすらいの風来坊さんへ
ご意見ありがとうございます。また宜しくお願いします。
私の意見はたしかに矛盾しています。現在の自衛隊の存在をもって、またその軍事力をもって「北の脅威」を実際には脅威にもかかわらず、脅威ではないとし、そして脅威は核だけと言いました。私は、今現在の自衛隊の存在を否定しているわけではありません、むしろ現段階では必要不可欠だと考えています。
しかし隣国の10年、20年後に軍事的脅威が増大するからと日本が軍備拡大に進むのは間違いだと思います。むしろ10年、20年あるのなら、その間に軍備をすすめるのではなく、互いに経済的な協力を深めて行き、経済圏を確立したほうがよい。
多くの戦争は隣国との戦争です、なんども言って申し訳ありませんが、隣国と利益を共有することが武力による衝突を回避する手段だと考えます。
現段階では自衛隊に頼った国防に賛成しますが、今から、明日からでも経済圏を確立する努力を続ければ近い将来に大幅な軍縮が可能となり得ると考えます。私は決して不可能とは考えておりません。
それから、さすらいの風来坊さんにも質問してもよろしいでしょうか。
もし「核には核」、「武力には武力」での国防が続くのであれば私は、永久に平和など訪れないと考えておりますが。さすらいの風来坊さんも当然のこと平和を願う方であると思います。それではこれから先、どのような形で平和を築いていこうとお考えでしょうか。 お願いします。


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経済圏の利益

発言番号:34
名前:石油戦争
22歳
2000年09月16日21時47分

ベンチャー企業経営者様
はじめましてベンチャー企業経営者さん書きこみありがとうございます。
>日本が他国にとってかけがえのない国になるというのは言い換えれば単に利>用価値があるということになる。利用し尽くしても何も言ってこない。

「日本が他国にとって利用価値のある国になる」これは私が最も重要とするところです。そして利用価値のある国であり続けなければいけないと考えています。これは他国に一方的に利用され、利益を吸い上げられるということでは決してありません。あくまでたがいの利益を守ること、経済圏の利益を守ることです。私は、「世界の利益」などということはありえないと考えていますが、お互いが共有する経済圏の中であればそれはありうると考えます。
私は、政治のダイナニズムは外交にあると思います。双方の国が互いの利益を主張しあい、相手の弱点を責め、自国に利益を誘導する。これは当然のことで日本の外交を担う方々には狡猾にそれを実行していただきたいと思っています。

日本はIT、遺伝子の分野ではずいぶんと遅れをとっているそうですが、日本のロボット技術、半導体は世界の最先端です。そのた多くの技術を持つ国です。ロシアから見れば日本の価値はお金だけかもしれませんが、中国やその他アジアの国々から見れば日本はお金だけではない魅力的な国であると思います。

パワーポリティックスに関してはもうちょっとよく考えてみます。すいません





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技術立国・日本のゆくえ

発言番号:35
名前:さすらいの風来坊
37歳
2000年09月18日02時37分

こんにちは、
風来坊です。

みなさまから出されているこの掲示板についてですが、わたしも同意見です。確かに、見難くなりました。最初の頃は投稿数も少なく、特に不便にも感じませんでしたが、やはり投稿数が増えてくると、最新投稿へのアクセスに時間がかかり、いらいらしてきます。できれば、改善をお願いしたいと思います。

ところで、新しい参加者を得て、また活発な議論が始まりました。本来、在日さんからいただいたテーマからは少しはずれるような気もしますが、わが国の国防のあり方についての議論だと思いますので、今しばらく続けたいと思います。

さて、石油戦争さん
はじめにお断りしておきますが、あなたが提唱される”わが国が他国にとって必要欠くべからざる存在となる”という政策には基本的に同意するものであります。世界各国から重要視される国でありつづけることは、国家生存のひとつの条件となるということには何ら依存がありません。

ところで、『日本はIT、遺伝子の分野ではずいぶんと遅れをとっているそうですが、日本のロボット技術、半導体は世界の最先端です。そのた多くの技術を持つ国です。』とのことですが、あまりにも楽観的すぎると思います。ロボット技術の核となるソフトの処理技術あるいは半導体の基本的な概念のパテントは大半はアメリカ系の企業や大学に抑えられていますし、様々なセンサーや特殊な制御技術もアメリカ系あるいはドイツ系の会社の技術がわが国の技術をしのいでおります。(このあたりは、ベンチャー企業経営者さんが、ご専門だと思いますが・・・)
私も、日本の技術は一番!と考えていた時期がありましたが、最近考えを改めるとともに、その慢心は、わが国にとって命取りになるな!と危機感を抱いております。

また、『ロシアから見れば日本の価値はお金だけかもしれませんが、中国やその他アジアの国々から見れば日本はお金だけではない魅力的な国であると思います。』とのことですが、どのような理由からそのような考えをもつにいたられたのでしょうか。もし、その考えに中国やその他のアジアが日本より技術的に相当劣っているという考えがあるとすれば、その認識は新たにする必要があるのではないでしょうか。確かに、20世紀という視点で見れば、概ね正解でしょうが、彼らの技術の進歩というのは恐ろしいスピードです。
考えてもみて下さい。わずか、50年前の日本が世界の中でどの程度の技術を持った国であったかを・・・。
ロシアと中国やほかの国を分けて考えるのは、危険だとおもいます。実際問題、中国の技術の進歩には目を見張るものがあります。

次に、ご質問に対する回答が必要ですが、これは現在ここでみなさんで考えつつある内容だと認識しております。しかし、ひとついえるのは、常に社会の情勢は変化しているので、そのときそのときで最適の選択を遅滞なくとるということがあげられると考えています。私は、何も軍拡競争をやっていこうといっているわけではありませんし、ここにご参加の多くの方もそうであると思います。ただし、ベンチャー企業経営者さんも指摘されていますが、パワーポリティクスの観点から、最小限度の自衛力なくして、国家の存続は有り得ないと考えております。
つぎに、必要欠くべからざる国家となるために、徹底した技術立国政策をとる必要はあるでしょう。それが、必ずしもITである必要はないと思いますが、最先端の技術を持てるよう人材の育成を図っていかなければ、やがては滅び行く運命が待ち受けているのではないでしょうか。
私は、人材の育成がまず第一だと考えます。
ある中国の高官が、訪米中にアメリカ政府の高官に、「21世紀の半ばにはもはや日本は存在しないのだから・・・」といったとか言わないとかという話も聞きます。そんな危機感を持ちつつ議論しているつもりです。





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石油戦争さんへ

発言番号:36
名前:現役
xx歳
2000年09月18日16時25分

石油戦争さんお返事有難うございます。
早速ですが、私も返事させていただきます。

まず、「演習対抗部隊」の件ですが、乙国を想定した演習をしたことがないとははじめて聞きました。だれがそのような事を言ったのでしょうか。もっともやっていても言わないと思いますが。
乙国想定の演習が盛んでない理由の一つは、それなりの政治的な理由があるのです。私からはこれ以上は申せませんのでご容赦下さい。
因みに彼の国の人海戦術に対抗する術は陸上自衛隊にはありません。海、空の
仲間達の“鉄の守り”が頼みです。

>しかし私はまだこの先、軍備によって国を守ろうとする考えは誤りだと考え
>ています。現役さの言われるように、軍事外交、経済技術協力、文化交流、
>人事交流、環境保全などの非軍事面での安全保障へと変わって行ってます
>が、結局は軍事を中心としたありかたであって、イザという時には軍事力に
>よる武力衝突になってしまうと思います。

現時点で私から言える事は、軍事によって国を守ることを間違いだと考えることが間違いだということです。前にも申し上げましたように軍事だで我が国の安全保障は完全とはなりません。しかし、現に世の中に軍事力を持った国家がある限り、軍事力で我が国に危害を加える可能生はゼロにはなりません。最終的な場面で他国が攻撃をしてきた場合、それに対応しえる力は“軍事力”しかないのです。梅石さんが以前にいわれたように世界中が同時に軍事力を放棄しなければ軍隊を国家が放棄することは出来ないのです。
日本は安全保障の中心に軍事は置いいません。国家の“力”の配分、構成は
国によって違いますので軍事力を前面にだして安全保障を完全にしようとしている国も少なくありませんが、我が国は安全保障の面での軍事力に関しては中心どころか策なく隅っこにおいやっています。中心にしなくてはならないとは決して思いませんが、戦後今まで放置してきたのですから真剣に正面に据えて取組まなければならないと私は思います。
貴方が言う「軍事を中心としたありかた〜」という部分ですが、私には理解出来ません。これは我が国以外の事を言っているのでしょうが、それとも我が国の現状を言っているのでしょうか。我が国の現状を言ってるのだとしたらどうしてそう思われるのでしょうか。有事法制も不完全、国防組織は欺瞞に満ちたまま放置されている我が国のどこが軍事を中心にした安全保障になっているのでしょうか。

>軍事を中心としていては、いくら文化交流をやろうと環境保全をやろうと、
>やはりイザという時にはそのようなものは吹っ飛びます。その程度の国と国
>の結びつきでは弱すぎます。だから私は、より密接な関係を隣国と結ぶ経済
>圏の確立というものを考えました。互いの利益を考えれば武力衝突の可能性
>を回避できるが高いと考えたからです。
軍事が中心には我が国の対外政策はなっていませんので、おっしゃられる事全てを理解する事
は出来ないのですが・・・。外交と軍事は車の車輪ですので、軍事が欠けた外交は有り得ず、経済交流も完全にはならないのではないでしょうか。例え“専守防衛”の軍事力であっても。

>そこで現役さんにお聞きしたいのですが、この先もし他国の軍備拡大に対し
>て日本もそれに対応する軍備をするというのでは、それこそ永遠に武力によ
>る戦争はなくならないと思うのですが。

我が国は周辺、世界情勢を的確に判断して軍事力を整備出来ていません。周辺国の兵力削減も数にとらわれすぎで内容はどうでも良いといった感じを受けます。予備役、後備役が一時的に現役になっていたのを元に戻したりすれば、現役兵力は削減となります。周辺国は絶え間なく装備を更新しており、新兵を採用し、新陳代謝を繰り返しています。過剰な分を減らしただけで本来目的とする任務が達成不可能になるような編成変更はされていないにもかかわらず、自衛隊は兵力を削減しました。周辺国は我が国以上に、装備を更新し軍隊を精強にしていっていますが我が国はそのような体制になっていません。ですので、現時点では決して良いことではないのですが(今までに十分我が国を守れる軍事力を保持していたとは思えないので)、日本においては周辺国が軍拡傾向にあっても軍事力は削減しています。

他国が軍備を大きくしたから我が国もそれに見合う、またはそれ以上に軍備を拡大しなければならないかといえばYESではないでしょう。同盟の強化や日米安保をもっと実態、実効性のあるものしていったり、国連への今以上の貢献(人的貢献も含め)、経済、外交面での努力も必要です。しかし、それだけではやはり不完全で相手の軍事力が10倍になったら我が国の軍事力も何倍にしなければならないのか私にはわかりませんが、それ相応にしなければならないと思います。
軍拡が軍拡を読んだのが冷戦時代です。しかし、冷戦時代の軍拡はソ連が崩壊するという事で終止符が打たれました。しかし、かわって米ソ以外の国が台頭し、大国ならん為に、自国発展の為に、自国の目的達成の為に、内政の失敗による不満を外に向けさせる為に軍事力を増大、利用している国は多数あります。冷戦時代のように他国の軍拡に対して自国も軍拡で対抗することはけっして良策であるとは思いませんが、他国の軍事力拡大を見誤る、無視する事も出来ません。前にも書きましたが、人類は少しづつ進歩してきており、昔ならとっくに戦争になっていることも、現在は戦争にはならずに済んでいます。しかし、ゼロにはなっていません。しかも、現在の世界情勢がいつまでつづく
かわかりませんので、もしかしたらまた昔のように簡単に戦争になってしまう状況になってしまうかもしれません。ですので、その観点で言えば戦争はなくならないかもしれませんね。仮に世界が統一されて、事実上国家間での戦争がなくなっても民族、地域での争いはなくならないでしょう。なくなって欲しい
と心から願いますし、そうなるべき努力していかなければならないと思いますが、現実は戦争のない世の中が簡単に来るとは思えません。可能性が1%でもあるのであれば戦争はなくなったとは言えませんし、そうであるならばそれに備えなければいけないのが国家として当然の事であるかと思います。

在日さん
転載有難うございます。最近は忙しいのですか。

さすらいの風来坊参、ご無沙汰しています。ページがリニューアルされましたが、タブハンなどは防止できるようになったので良いのではないかと思っている面もあります。どう考えても同一人物と思えるような書き込みが別名で投稿されていた事が過去にありましたので。
勉強になりますので今後とも参加されますようお願い申し上げます。


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